レビュー
高畑充希「同期のサクラ」第2章の幕が開いた6話 仲間を救って来たサクラが仲間に救われる展開へ!(2/2 ページ)
心の通じ合ったすみれ先輩に思わず「お母さん!」と言ってしまうサクラ。
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蓮太郎&すみれのフラグが立ちまくり!
次回予告を見ると、土井蓮太郎(岡山天音)が「付き合ってる人がいて……」と驚きの発言をしていた。皆が待つ中「おまたせ、蓮太郎」と現れたのはつくし(!)である。
もう、フラグは立ちまくりだ。つくしは蓮太郎に異常になついていた。すみれに叩かれたつくしを真っ先に追いかけたのは蓮太郎だった。2019年では、蓮太郎もすみれも同じような結婚指輪を嵌めている。子どもがどれだけなつくかは、シングルマザーが再婚相手を選ぶ条件として重要。そして、蓮太郎はつくしにロックオンされている。すみれの再婚相手は蓮太郎ではないのか。蓮太郎の結婚相手が姉さん女房というのは、妙にしっくり来るし。すみれを喫茶店「リクエスト」に連れて行った蓮太郎はサクラにこんな電話をした。
「サクラ、仕事終わったらリクエストに来てくれないか? すみれさんがちょっとヤバそうで」(蓮太郎)
このとき、すでに「すみれさん」と呼んでいる蓮太郎。会社の上司にこの呼び方は怪しいと思うのだが。
他人に興味なさげだった蓮太郎は優しくなった。つくしを追いかけたり、チャンスを逃しかけた清水菊夫(竜星涼)にサクラとの会話をけしかけたり。サクラの影響で変わった同期4人は、もう頼もしい存在になっているということ。第2章の幕開けにふさわしいサイドストーリーだと思う。
寺西ジャジューカ
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