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余命幾ばくもないスター・ウォーズファンの「最新作を見たい」という望みをかなえたいというホスピスの願いに、ディスニーが応えました。
英国のローワンズ・ホスピスは11月26日、Twitterに「助けてくれませんか?」と投稿。同院にはスター・ウォーズの大ファンの患者がいるけれど、最新作「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の12月20日の劇場公開には間に合いそうにないと説明し、息子と一緒に同作を見たいという彼の願いをかなえてあげられる人はいないかと呼びかけました。
この投稿を見たTwitterユーザーが、ディズニーのロバート・アイガーCEOのアカウントに「実現できるのはあなたしかいない」と呼びかけ、アイガー氏は27日にホスピスに「詳しいことを教えて下さい」とリプライしました。
そして30日、ローワンズ・ホスピスはディズニーの関係者が「非常に重要な映画が入ったノートPC」を持って訪れ、患者が息子とともにスター・ウォーズ最新作を視聴できたことを報告しました。
同院は、声明文で「ディズニーが当院の患者とその家族のために本当に魔法の瞬間を作り出してくれた」と述べ、患者の「願いをかなえてくれた全ての人に最大の感謝を伝えたい」というコメントを紹介しています。
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