京都府宇治市は、2017年3月に公開し「狂ってる」と話題になった観光PRゲーム動画「宇治市〜宇治茶と源氏物語のまち〜」を、実際に遊べるスマホゲームとして制作するプロジェクトを始動。Makuakeで支援を募集しています。ガチじゃないか……!
同ゲームはYouTubeでPRムービーとしてプレイ動画が公開された、宇治市を舞台にした完全オリジナルの2D横スクロール観光アクションゲーム。同市の名所旧跡や名産品をモチーフにしつつ、「パンを食べるとマッチョになる主人公の貴族」「怪しいビジュアルの魔物」「操られた市長」などが登場するカオス展開が話題になり、「面白い」「宇治に行きたくなった」という感想やプレイしたいといった声が寄せられるなど注目を集めました(関連記事)。
宇治市は、それらの声に応える形でiOS/Android向けのスマホゲームを制作。「みんなが宇治に行きたくなる、好きになる!」ゲームを目指すため、クラウドファンディングに挑戦しています。なお、「PR動画を超える驚愕のエンディングが待っている!」とのことで、ストーリー展開も以前とは違ったものになるようです。
Makuakeのプロジェクトページでは、コントローラーとなる「湯呑みカーソル」「茶団子ボタン」や、実装予定のゲーム画面などが公開中。いずれもまだ開発前の段階ですが、すでに世界観がぶっ飛んでおり、その意味で期待が高まります。
2020年1月30日18時まで資金を募集し、目標金額は1200万円。なお同プロジェクトは「ふるさと納税型クラウドファンディング」となっており、寄附金は宇治市へのふるさと納税寄附として取り扱われます(寄附控除を受ける際は別途申請が必要)。また目標金額の達成有無にかかわらず寄附をした時点で申し込みが確定し、ゲーム制作等の経費に充当しきれない寄附金額となった場合には関連事業にあてるとのこと。その他の詳細についても説明しているので、必ず注意事項を確認しましょう。
支援は「特製クリアファイル」がもらえる3000円から可能で、返礼品では他にも「オリジナルボールペン」「観光ボランティアガイドツアーの参加権」「ちはや姫オリジナルぬいぐるみ」「オリジナルお茶碗」などが用意されています。キャラクター選択画面に「オリジナルキャラクターとして登場できる権利(※プレイキャラではない)」もあるので、以前に動画を見て宇治市に住みたくなった人は是非チェックを。
※上記のゲーム画像はイメージです
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“無双”って言っちゃってるよ。