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確実にストライクを出すボウリング玉だと……! 元NASA技術者YouTuberが開発

もうボウリングの練習しなくていいかも。

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 元NASAエンジニアで現YouTuberのMark Roberさんが、リモコン操作でストライクを出せるボウリング玉を開発しました。まっすぐにしかボールを投げられない人でも、ボールの重心を操作することで、あざやかに全てのピンを倒せます。


遠隔操作できるボーリング玉を開発

 世界初とされる自動ストライクボウリング玉は、リモコン操作式。ボウラーの背中に貼り付けたリモコンが、傾いた方向を電波でボールに知らせます。電波を受けたボール内蔵のモーターが振り子のように内蔵の重りを動かし、ボールの傾きを操作するという仕組みです。


元NASA技術者YouTuber 確実にストライクを出すボウリング玉を開発してしまう リモコンを背中に貼り付ける(画像はYouTubeより)

元NASA技術者YouTuber 確実にストライクを出すボウリング玉を開発してしまう モーターで重りが振り子のように移動する(画像はYouTubeより)

元NASA技術者YouTuber 確実にストライクを出すボウリング玉を開発してしまう リモコンの向きに合わせてボールが傾く(画像はYouTubeより)

 ボウリングのピンを全て倒すには、角度が重要であるとMarkさんは説明します。まっすぐにしかボールを投げられない場合、確実にすべてのピンを倒すためには、隣のレーンから投球しなくてはなりません。

 Markさんのボールでは、体をくねくねと右と左に動かすことで、ボールがピンに接触するタイミングでちょうど良い角度を付けます。ボールを操作する奇妙な動きは、ボールの行く末を観察しているように自然でありながら、どこかほほえみたくなります。


元NASA技術者YouTuber 確実にストライクを出すボウリング玉を開発してしまう 確実にストライクを出すには角度が重要(画像はYouTubeより)

元NASA技術者YouTuber 確実にストライクを出すボウリング玉を開発してしまう くねくね動いてボールを操作(画像はYouTubeより)

 この技術を実現するために、まずはボールを解体しなくてはなりませんでした。Markさんはノコギリでボールを半分に切断し、中身をくり抜きます。できあがった空洞に、モーター稼働式の重りを入れれば完成です。ボール内部搭載の機械製造には、元おもちゃデザイナーで、アイアンマンスーツ工作などで知られるYouTuberのJames Brutonさんが協力しています。


元NASA技術者YouTuber 確実にストライクを出すボウリング玉を開発してしまう ボールを切断(画像はYouTubeより)

元NASA技術者YouTuber 確実にストライクを出すボウリング玉を開発してしまう 中身をくり抜く(画像はYouTubeより)

 ちなみに、慣れると子どもでもボールを操作できるようです。これでボウリングの練習はもう必要なくなるかも……?


元NASA技術者YouTuber 確実にストライクを出すボウリング玉を開発してしまう 子どもでも楽しくストライクが出せる(画像はYouTubeより)

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