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キャッシュレスをタッチレスで──スマートフォンをしまったままキャッシュレス決済できる「おサイフケータイのタッチレス対応」の実用化に向けて、NTTドコモとソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズが12月10日から実証実験を実施します。
高精度な測距技術「UWB(Ultra Wide Band)」やBluetoothなどの無線規格と、キャッシュレス決済などで利用されているソニーのFeliCa技術を組み合わせ、ポケットやバッグにスマホを入れたままでも買い物代金などを支払える仕組みを検証します。
タッチレス対応では利用者の特定が重要なポイントになるため、スマホと読み取り機器との距離や角度を測定し、解析する技術を利用。ドコモはAndroidを採用したスマホ試作機とアプリを、ソニーは読み取り機器などを開発しました。2020年1月までの実験で、機能性などを検証します。
ドコモは2004年から、端末を読み取り機にかざして利用する「おサイフケータイ」の利用拡大を推進してきました。さらに一歩進めてスマホをしまったまま利用できるようにし、「キャッシュレス決済をより使いやすく、スマートに行える機能を実現する」とのことです。
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