「嫌いでもないYouTuberの動画にアンチコメントを送るのにハマっている」という人に出会った体験を描いた実録漫画に、ドン引きする人が続出しています。
作者の夏ノ瀬いの(@stylish_gorilla)さんが、昔のバイト先の関係者と食事に行ったときに初めて出会った女性。初めはノリがよさそうで礼儀正しく、好印象でしたが、彼女の口から「YouTuberの動画にアンチコメを送るのにハマっている」という驚きの発言が飛び出します。
自分のアンチコメントにたくさんグッドがついていることを自慢する彼女。そのYouTuberのことは好きでも嫌いでもないけれど「ただのストレス発散」でアンチコメを送り、「コメントが荒れるほど面白い」と悪びれもせず話します。ドン引きする夏ノ瀬さん。
アンチコメを見るたびに気にして、「100褒められても1の悪意に感情を持ってかれて悔しい」夏ノ瀬さんにとってはショックなことでした。「アンチって気にするだけ無駄なんやなぁ……」とあきれつつ、「やめようね、自分がされて嫌なこと」と彼女を諭すのでした。
承認欲求のためにアンチコメントを書き込む、しかもストレス解消という軽い気持ちで……悪いと全く思っていない様子なのが怖い。夏ノ瀬さんの「だからってアンタ、相手も人間ですぜ……!!」という言葉が重いですね。画面の向こうには人がいて、心ないコメントに胸を痛めていることを気に留めてほしいものです。
読者からも、「人間性が疑われますね」「モラルの欠如にもほどがある」「武勇伝のように笑って言える精神が本当に怖い」と、あきれたり戦りつしたりする声が寄せられています。
夏ノ瀬さんはTwitterでさまざまな実録漫画を公開しており、心が折れたときの体験を描いた漫画『「もう頑張れない」って言ったって、君の価値は下がったりしない』も出版しています。
画像提供:夏ノ瀬いの(@stylish_gorilla)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「道徳の単位足らずに留年してる人の集まりかよ……!!」 電車マナーのなっていない人たち描いた漫画に共感の声
みんなが心地よく過ごせるようマナーを守りましょう。 - 「100円で300円の牛丼食べたい」と言うようなもの 漫画家への無茶な依頼を牛丼屋に例えた漫画が分かりやすい
欲しいものには適正な対価を払うべし。 - 完璧を目指して自分を追い詰めてしまう…… 「できるところからでいいよ」と呼びかける漫画に励まされる
「完璧」ってなんだろう。 - 「その話前もききました!」が言えない 日常あるある漫画に切り返しのアドバイスが集まる
あなたならどうやって切り返しますか? - しんどくても笑顔を絶やさず頑張っていた人を救った“言葉”は…… Twitter漫画に「泣いた」「よかった」の声
人の頑張りややさしさに気づける人でありたい。