保育園の先生になりたいという男の子。その理由はちょっとショッキング……元保育士のでこぽん吾郎(@Dekopon_56)さんが描く、子どもたちとの日常漫画がかわいくも予想外の展開です。
「大きくなったらなりたいものがあるの」という男の子。「仮面ライダー?」と聞く先生に「でこ先生(でこぽん吾郎さん)みたいな保育園の先生になりたい!」と元気よく答えます。感動したでこぽん吾郎さんがその理由を聞くと、男の子はキラキラした目で「毎日みんなと遊べるし…働かなくていい!」。
働いているのに働いていないと思われるのはちょっとショック。でもそれだけ、男の子にとって保育園が楽しいということですよね。そんな楽しい場所を作れる保育士さんってすごい。
読者からは「思うよねー!!子供はそう思うよねーー!!!」「私はある時『先生のお仕事なぁに〜??』って言われた時が1番衝撃的でした(笑)」「遅番で出勤したら子どもたちに、おかえり〜せんせいどこいってたの?と言われます。保育園に住んでいる人と思われていますよね!」など、同じ経験したという声が集まっています。
また別のエピソードでは、子どもの写真を配布したときのことが描かれています。写真嫌いの男の子のいい写真がなくて困っていたでこぽん吾郎さん、やっといい表情の写真を見つけたと思ったら……その横に半目で写る自分がいたのでした。思わず「私のバカー」。
ちょっぴりおませな恋愛エピソードでは、好きな男の子に「誰が好きか」を無理やり言わせようとするかなちゃんという女の子が登場。「『か』が付く人じゃない?」と男の子を誘導するかなちゃんですが、男の子の答えは「仮面ライダー」だったのでした。男の子は仮面ライダー好きだよね……。
子どもはときに大人には理解できない理由で行動することも。靴をはきたくないと大泣きする男の子に、でこぽん吾郎さんが「色が嫌なのかな?」「砂が入ってた?」と理由を探っていきますが……「今日の朝ごはんパンだった ご飯がよかったああああーーー!」。靴とは全く関係のない理由でした。思い出して嫌になっちゃったのかな? 理不尽な理由だけど、かわいい!
保育士さんの仕事は大変なことも多いと思いますが、でこぽん吾郎さんの漫画を読んでいると、子どもたちとのやり取りに癒されます。でこぽん吾郎さんの子どもたちへの優しい対応は子育ての参考にもなりますね。大笑いしたと思ったら、キュンとしたり、優しい気持ちになれる漫画です。
でこ先生のシリーズはTwitterで更新中。9月には、描き下ろしも収録した単行本『実録 保育士でこ先生』が発売されています。
画像提供:でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん
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