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幻の存在とされていたゲーム機「任天堂プレイステーション」が、オークションサイト「ヘリテージ・オークションズ」に出品されました。1990年頃に200台だけ製造された試作品ですが、出品ページによると残りの199台は破壊されており、世界に残る最後の1台とされています。
「任天堂プレイステーション」は、2020年2月14日に入札を開始します。オークション期間は3月5日〜7日までとなっています。
「任天堂プレイステーション」は任天堂とソニーが共同で制作したCD-ROMドライブを搭載したゲーム機。2019年10月にテリー・ディーボルド氏が競売形式で手放すとツイートし、注目を集めました(関連記事)。
本機は2009年にCD-ROMドライブが動作しない状態で発見されましたが、現在は修復済みであると発表しています。ゲーム機修理のYouTubeチャンネルで知られるベンジャミン・ヘッケンドーン氏が修復を担当しました。
本機の出所は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)の創設者で、初代社長のオラフ・オラフソン氏が所有していたものとされています。ページ内では明言されていませんが、オラフソン氏から本機を引き継いだ人物がテリー・ディーボルド氏のようです。幻のゲーム機とあり、落札金額も高額になるものと予想されています。
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