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米動画サービスNetflixは、スタジオジブリの長編アニメを2月から配信すると発表しました。ただし日本、米国、カナダは対象外となります。
配信するのは「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」など21作品。2〜4月にかけて段階的に配信開始します。28言語の字幕、最大20言語の吹き替えを用意。
配信スケジュール。2月:「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」「紅の豚」「海がきこえる」「ゲド戦記」/3月:「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「ホーホケキョ となりの山田くん」「千と千尋の神隠し」「猫の恩返し」「借りぐらしのアリエッティ」「かぐや姫の物語」/4月:「平成狸合戦ぽんぽこ」「耳をすませば」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」「コクリコ坂から」「風立ちぬ」「思い出のマーニー」
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは発表文で「この時代、映画を観客に届けるさまざまな素晴らしい方法があります。私たちはファンの声に耳を傾け、映画を配信する決定をしました。世界中の人がこの体験を通じて、スタジオジブリの世界を発見してくれることを期待します」と述べています。
Netflix Japanの公式Twitterアカウントは、ジブリ作品の配信を告知するとともに「日本とアメリカ、カナダを除く各国での配信となりますが、日本発のすばらしい作品を多くの国の方々に観てもらえることを大変嬉しく思います」とコメント。これに対して「日本のアニメを日本で観られないのは腑に落ちません」「ぜひ日本でもお願いします」「何故日本で放送しないの」と不満の声や、配信を望むリプライが寄せられています。
なお米国では、5月に始まるWarnerMediaの動画配信サービスHBO Maxでジブリ作品が配信されることが発表されています。
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“実写版ラピュタ”と言っても過言ではない迫力。