1980〜90年代に流行したトレンディードラマの代表格、「東京ラブストーリー」のリメイクが決定しました。FODとAmazonプライムビデオにて、春から全11話が配信されます。
同作はもともと柴門ふみさんの漫画を原作に、1991年にフジテレビが月9ドラマとして放送。自由奔放なヒロイン、赤名リカを軸に展開される複雑な恋愛模様が人気を呼び、最高視聴率32.3%(平均22.9%)を記録しました。
今回のリメイクでは、主人公の「カンチ」こと永尾完治役は伊藤健太郎さん、リカ役には石橋静河さんが抜てき。カンチの親友、三上健一は清原翔さん、もう1人のヒロインである関口さとみは石井杏奈さんが演じます。
柴門ふみさんは「今回のドラマ化ではキャラクターは生かしつつ舞台は現代ということで、原作にはないスマホやSNSも当然登場することでしょう」とコメント。令和の東京に即した新解釈で描かれるようです。
出演者・原作者コメント
伊藤健太郎さん(永尾完治役)
誰もが知っている「東京ラブストーリー」で完治をやらせていただける事をとても光栄に思いました。当時、社会現象になった作品でもあるので、プレッシャーが無かったというと嘘になりますが、昔の「東京ラブストーリー」には無かったスマホや現代ならではの要素もたっぷりなので、僕らの作る令和の新しい「東京ラブストーリー」を楽しみにしていただけたらと思います。
石橋静河さん(赤名リカ役)
このお話をいただいたときは、赤名リカという、センセーショナルな役を演じるということ、また、ちょっと恥ずかしいくらい真正面から恋愛に向き合う作品に入っていくことは、自分にとって新たな挑戦になるだろうと思い、ワクワクしました。撮影は、繊細で、まっすぐすぎる性格ゆえに、他人も自分も傷つけながらも一生懸命生きていくリカと一緒に傷つき、喜び、涙した毎日でした。リカと向き合うのはとてもエネルギーがいりましたが、こんなにも素敵な女性を演じることができて、幸せでした。それぞれのキャラクターが、誰かを愛することで成長する姿を見届けてもらえたらうれしいです。
清原翔さん(三上健一役)
最初に、「東京ラブストーリー」という大ヒットドラマを、今、新たに作るというのを聞いて、プレッシャーもありましたし、ワクワク感もありました。最近ではここまで恋愛について描いている作品が少ないと思っていて、この作品を通して僕自身、色々考えさせられることがありました。共感できる部分、できない部分もあって、見ていただく方それぞれによって感じ方が違うものだと思います。僕自身とても考えて考えて、三上という人間に挑ませていただきました。みなさんの目にはどう映るのか、楽しみです。そして今、このキャストのみなさんで、「東京ラブストーリー」という作品をつくれたことをうれしく思います。期待していてください。ぜひ、多くの方に見ていただきたいです。
石井杏奈さん(関口さとみ役)
タイトルを聞いた時点で、驚きでした。自分があの世界に入れるなんて夢にも思っていなかったので、とてもうれしかったです! どのような作品になるのか、すごくワクワクしました。台本を読んだときに素直に関口さとみへの共感が多かったので、実際演じるときもその共感したことを意識しながらお芝居しました。いろんなシーンがありましたが、学びもあり楽しかったです! このドラマは、東京の地で揺れ動く4人の心がきれいに複雑にすてきに描かれています。誰かに共感したり、誰かと重ねたりしながら群像劇を楽しんでいただきたいです!
柴門ふみさん(原作者)
1991年にドラマ化された『東京ラブストーリー』が29年ぶりに再ドラマ化されることになりました。今回のドラマ化ではキャラクターは生かしつつ舞台は現代ということで、原作にはないスマホやSNSも当然登場することでしょう。東京もずいぶん様変わりしました。スタバもユニクロもなかった時代で、カンチも三上も煙草を吸っていました。最初のドラマのときは生まれてもいなかった若い役者さんたちがカンチやリカをどのように演じてくれるのかとても楽しみです。
画像はhttps://www.fujitv.co.jp/tokyolovestory/□公式サイトより
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- プリキュア映画最新作、子役・稲垣来泉が声優に初挑戦 「お母さんに『本当に?』と何度も聞いてしまいました」
ベテラン声優の平田広明さんは敵役で出演。 - 塩野瑛久に聞く「来世ではちゃんとします」撮影秘話 「大人たちがぼくの股間を前に真剣な表情をして」
“ハイスペックなのにSM趣味”のAくんを好演。 - 「パッと見、山崎賢人」 橋本愛、黒髪短髪の“イケメン風ショット”が加工不要の美少年っぷり
役柄にかけるイケメンな思いも吐露。 - 役者・声優の山路和弘と朴ロ美が結婚 ファン「ゲラルトとメーヴ女王」「進撃ケニーとハンジカップル」などの声
ビッグカップルや。 - 「美しすぎる3人」「盛る必要ない」 安達祐実、貫地谷しほり、山口紗弥加の“美女3ショット”が目のやり場しかない
ずっと見ていたい。 - ブラッド・ピットとジェニファー・アニストン、SAG賞で待望の2ショット 笑顔で手を取り合う様子に「もう一度カップルに」の声も
一時は険悪な仲と報じられていた2人、15年の時を経て。