少し懐かしい気持ちになるおもちゃ「ファービー」を修理して、モフモフの毛が衣のようになった「エビフライファービー」を作るTwitterユーザーが現れ「インパクトがすごい!」と話題になっています。
ぱっと見で「エビフライ」とわかるフォルムと毛の色、そしてエビの尻尾がついた斬新な姿のファービー。初見だとその奇抜なビジュアルに衝撃を受けますが、よく見ると仕立ての丁寧さやクオリティーの高さに気づいて、ファービーへの愛から生まれたものだとわかります。アニメにも出てきそうな愛すべきキャラクター感がクセになる……。
作者のあがた(@agata_toliebe)さんによると、元になったファービーは10年くらい前に中古ショップで見つけたもの。ようやく見つけたファービーでしたが、数年前にとうとう電池を入れても動かなくなってしまったそうです。さらに、経年劣化で毛や顔の色が変わってしまっていたのもあり、その色に合わせた“治療”として見た目をエビフライに。ちなみに名前は「ファビフライ」とのこと。かわいい。
簡単ではない治療と愛を受けたファビフライは、一緒に暮らすファービーの家族と身を寄せ合ったり、あがたさんと一緒に寝たりと、とても大切にされているようです。Twitterではそのルックスに驚く声もありますが、海外のファービーファンなどからは「大好きです!」というコメントや感謝の言葉などが寄せられています。
ファービーを新しい姿へ修理・カスタムするのは以前からファービーファンの間で行われており、「ロングファービー(Long Furby)」と呼ばれるヘビのようなファービーも作られています。海外の掲示板サイト「reddit」ではロングファービーを投稿するスレッドが盛り上がっていたり、ハンドメイドグッズ販売サイトEtsyでは胴体が長いファービー以外にも、手足の付いたファービーや丸いクッションのようなファービーまで、さまざまな“ロングファービー”が販売されています(※長くなくても「Long Furby」と呼ばれます)。
あがたさんも、海外のロングファービー作家のSNSを覗いたのがきっかけで知り、その一種としてエビフライなファービーを製作。なお、ファービー自体にハマったのは10年ほど前、昔家に居たのを思い出してTwitterのファービーbot(@bot_furby)をフォローしたのがきっかけとのことです。興味を持った方は「ロングファービー(Long Furby)」で検索すると、ファービーへの愛の多様性を知ることができるでしょう。
画像提供:あがた(@agata_toliebe)さん
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斬られるほうが両手を腰に回されているなど、芸が細かい。