advertisement
精進料理に使われる素材だけで作ったカップラーメン「精進ラーメン禅道(醤油)」が誕生しました。
精進料理とは、禅宗文化の中で大切にされてきた「仏様の教えに沿った修行としての食事」。肉・魚・卵や五葷(ごくん/香りの強いニンニクなどの野菜)を使わない、食材の味や特性を生かした献立です。
今回の商品開発は、これらの食品を使わないでラーメンのコクとうま味を表現するのが最大の難関だったとのこと。3年の年月をかけて完成されたベースは、醤油に昆布と野菜のうま味を染み渡らせた“昔懐かしい味わい”とのことです。
上に乗せる具材は肉の代替として話題になっている「大豆肉(ソイミート)」。ちんげん菜、人参、カボチャといった素材をプラスして、だしのうま味を引き出しています。
完成した「精進ラーメン禅道(醤油)」は1食(78グラム)あたり284キロカロリー。動物性食品を使っていないので、ベジタリアンやヴィーガンの方でも安心して食べられます。
希望小売価格は300円(税込)。購入はzen-foods商品サイトから。麺が出来上がる3分間で楽しめるよう、禅宗のお寺(可睡斎/静岡県、城満寺/徳島県、最乗寺/神奈川)の名所を紹介したカードが付属しています(全12種類)。
「精進ラーメン禅道(醤油)」を作ったのはアーネスト(新潟県三条市)とリ・バースラボ(東京都大田区)。リ・バースラボは4年ほど前に精進料理のカップ麺「我逢麺(がほうめん)そば・うどん」を発売しており、その際の反響の大きさが今回の開発につながったそうです。
関連記事
- クリスマス料理は食べたいけど椅子から1秒も離れたくないガチゲーマー向け缶詰 「クリスマスティンナー」にベジタリアン&ヴィーガン向けが登場
クリスマス料理を楽しみながらゲームに集中できる……! - キュートでポップでおいしそう カラフルなオール植物性デザートがかわいすぎて食べるのがもったいない
かわいすぎるデザートを作っているのは、18歳の少年というのもビックリ。 - 実はミステリーな料理「がんもどき」の歴史
謎すぎるだろ……。 - 米ケンタッキーが植物由来の代用肉フライドチキンを提供開始 Beyond Meatと共同で
味が気になる。 - ニュージーランドのピザ店「Hell Pizza」がこっそり植物由来の肉を使用 アレルギーなどを理由に一部の客が激怒
そのパティ、植物由来の人工肉。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.