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これはうれしい JR東日本の株主優待券、割引率がアップ 1枚で2割引き→4割引きに

これで航空会社並みに近づいた。

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 東日本旅客鉄道(JR東日本)は、株主に贈呈している株主優待割引券について、2020年度発行分(6月1日から有効)から運賃・料金の割引率を変更し、現在の「1枚につき2割」から「1枚につき4割」に引き上げます。また、駅の指定席券売機での発売にも対応します。

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券売機でも使えるようになる(ニュースリリースより)

 JR東日本の株主優待割引券は、1枚の割引券を運賃および料金のいずれか、または両方の割引に利用できるというものです。100〜1000株所有の株主には100株ごとに1枚、1000株超〜1万株なら10+1000株超過分200株ごとに1枚……といった形で贈呈しています。

 従来は1枚の利用で2割引き。2枚まで同時に利用でき、4割引きを限度としていました。

 20年度発行の株主優待割引券からは、1枚で4割引きと、1枚当たりの割引率が倍に引き上げられることになりました。ただし利用は1枚までです(4割引きが最大)。

 大手航空会社の株主優待が国内線5割引きだったりするのに比べると渋かったただけに、株主にとってはうれしい変更になりました(ちなみにJR東海は1枚につき1割引き、最大2枚まで)。

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変更の内容(ニュースリリースより)

 また、従来はみどりの窓口などでのみ利用できましたが、新たにJR東日本の駅の指定席券売機にも対応。割引券の券面にプリントされたQRコードを読み取らせることで購入できます。

 20年度発行の株主優待割引券は、20年3月末日時点で 100株以上所有している株主を対象に発行します。

 JR東日本の2月4日株価終値は9622円。100株の購入代金は96万2200円となります。

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JR東日本の株価推移(Yahoo!ファイナンス

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