米ロサンゼルスを拠点とするミニチュア・アーティスト、クリス・トレドさんが作り出す、ミニチュアで再現した20世紀初頭のリバイバル様式の家が、部屋の内部のシャンデリアやステンドグラスといった装飾品まで精巧に作られており、本物にしか見えないと人気を集めています。
この家は全体の幅が約182センチほどで、1920年代のスペインの地中海に建つ家をイメージしたとのこと。実際にどれだけ小さいのか、部屋の写真と一緒に写る人の手と比べてみると一目瞭然です。
クリスさんは内装以外の一部の家具や食器、シャンデリアなどを他のミニチュア・アーティストの協力を得てリアルに再現。もしも人間が小さかったら、ここで実際に生活ができそうなほど、完璧な出来栄えとなっています。
部屋のライトやシャンデリアなども実際に灯せるようになっており、各部屋の装飾品やダイニングテーブルに用意された食器などもミニチュアとは思えないほど精巧に作られています。
クリスさんはこのミニチュアハウスの制作に2年ほど費やしています。彼がミニチュアの世界に興味を持ったのは、まだ8歳のころ。その年のクリスマスにサンタさんへ「ミニチュアハウスキットが欲しい」とお願いをしたとのこと。
クリスさんは心躍らせながらミニチュアハウスキットで丸太小屋を作ったことを今でもしっかりと覚えているそうです。そして今、人々が感嘆の声をあげるようなミニチュアハウスを築き上げています。
現在、クリスさんは2020年4月にシカゴで開催されるシカゴ・インターナショナル「ドールハウス・ミニチュアショウ」の出展の準備に取り組んでいる最中とのこと。
クリスさんの公式サイトでは、木箱に閉じ込めた1920年代スペイン様式のミニチュアバスルームを販売していますが、現在は完売となっているようです。
画像提供:Chris Toledoさん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- コンセントの中に広がる生活感 開けてビックリなミニチュア作品「こびとの秘密基地」に興奮が止まらない
21歳の若手クリエイターによる人気作品「こびとシリーズ」の新作! - ミニチュアのお弁当が小さくてびっくり 親指の爪サイズのお弁当箱にパンダのおにぎりとおかず8種がギッシリ
めっちゃかわいい。 - 小人さん用「旅館の謎空間」を壁に埋め込んだだとっ?! リアルすぎるミニチュア作品に脳が混乱
自宅の壁に穴を開けたわけではないらしい。 - リアルすぎるミニチュア階段がすごい 手すりまで作り込んだ制作期間4カ月の「小人の階段」
リアルすぎる。 - 再現度が高すぎる“上野アメ横”のジオラマに反響 「本物にしか見えない」「すごすぎて言葉がでない」
実際に上野で展示されていますよ!