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2月10日から販売目的の捕獲や売買が禁止となる水生昆虫「タガメ」を、3Dデータ化してリアルにフィギュア化。タガメを手元に残しておきたいタガメ好きや、タガメを見てみたい人向けに2月10日0時より発売されます。
先日、環境省が「特定第2種国内希少野生動植物種」に指定し、販売目的の捕獲・譲渡といった行為を禁止することが発表され、SNSでも話題になった「タガメ」。北海道〜沖縄の水辺に生息する国内最大級(体長48〜65ミリ)の水生昆虫であり、大きな鎌状の前脚が特徴の人気の生物ですが、近年は水田の水質汚濁や池沼の開発、販売目的の大量捕獲などで生息数が減っており、絶滅の危険性が高まっています。
精密鋳造メーカーのキャステムは、そんな現在進行形で生息数が減っており、売買禁止となったタガメを、本物と同じサイズで完全再現。タガメの標本をCTスキャンして3Dデータ化し、鎌状の前脚から羽の凹凸まで再現しています。
商品名は「合法タガメ」で、全長55ミリ、素材はデュラブルレジン、価格は税込800円(送料込み)。同社ECサイト「IRON FACTORY」にて販売されます。なお、タガメフィギュアに色は付いていないので(白色)、リアルなビジュアルに塗るも、ユニークなタガメにするも自由。Twitterでは2月10日〜5月10日まで、そんな色を塗ったタガメの写真を投稿する「#タガメ選手権」も開催予定で、詳細は同サイト上にて発表されます。
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