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新生活のスタートに伴い、引っ越しをする人が増える春。リクルート住まいカンパニーが運営する引越し見積もり比較サイト「SUUMO(スーモ)引越し見積もり」が、2020年春の引っ越し希望日のピークを予測しています。
18年と19年の3〜4月の引っ越し希望日データによると、引っ越し希望者が最も殺到したのは18年は「3月31日(土)」、19年は「3月30日(土)」。それぞれ3月の最終土曜日に集中したことが分かったとしています。
そのため、20年も3月の最終土曜日である「3月28日(土)」がピークになると予測。同社は「3月下旬の土日に引っ越しを希望している人は、引っ越し時期そのものをずらしたり、できるだけ安い日に引っ越しをできないかを検討してみることがオススメです」とコメントしています。
また同社によると、19年の繁忙期(3〜4月上旬)の引っ越し費用は、17年から約2万円アップの15万5049円となり、19年の通常期と比べ約1.2倍高いという結果でした。
通年で見ても、同じ条件下での引っ越し費用が17年から少しずつ上がっており、19年は18年と比べ約1万円高くなったとのことです。同社は「ハイシーズンは料金が高いことを念頭にいて、引越し予算も多めに用意しておくことが大切」としています。
「引っ越し難民」という言葉がニュースなどで取り上げられ始めたのは2018年ごろ。人手不足や労働環境の変化など、社会的な背景があります。今春引っ越しを考えている人は、早めに計画を立てたり、時期をずらすといった対策を検討したほうがよさそうです。
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