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「コイツみかんにペンぶっ刺してる……?」 あらぬ誤解を招くほどリアルな愛媛みやげ「みかんペン立て」が話題

みかんの感触まで再現。

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 この人みかんにボールペン突き刺してる……ストレスたまってるのかな? といった、何か見てはいけないものを見てしまったような光景がTwitterで話題です。でも大丈夫。このみかん、本物そっくりのペン立てなのです。


みかん リアルすぎて職場で使ったら誤解を招くこと必至

 Twitterユーザーの沖山朝俊(@siegsige)さんが、愛媛みやげにもらったペン立て。ヘタの形や皮の光沢といった見た目はもちろん、みかんの感触まで再現されているのだそうです。


みかん ズームだとなおさら本物みたいだけど、よく見ると、ペン立てとしてのきれいにくり抜かれた穴が

 写真は広く拡散され、一瞬食べ物で遊んでいるのかと勘違いしてしまう人や、ピコ太郎を思い出す人など、さまざまな反応を呼びました。職場で使ったらあらぬ誤解を招きそうですが、実際に沖山さんは同僚から「食べ物にボールペンぶっ刺してるヤバい奴かと思った」などと言われてしまったのだとか。

 沖山さんによると、ペン立ては愛媛県松山市の観光物産館などで売られている品で、価格は1500円。地元メーカーのタツミ工房が作っている、みかんの名産地ならではの製品です。同社の代表、鋪村立身(しきむらたつみ)さんを取材したところ、企画のきっかけは、同窓会で松山の町おこしが話題になったこと。「食べ物は多いけれど、記念になるようなみやげ物がないから」と考えたのが、食べ物そのものをかたどったペン立てだったのだそうです。


 鋪村さんはもともとホームシアター機器の販売から施工まで取り扱う「ホームシアターの店」を経営しており、タツミ工房はその施工部門。ペン立てについては本物を目指し、樹脂の研究に1年かけたと、鋪村さんは語ります。

 こうして生まれたみかんのペン立ては、1個1個手作りでひと月に100個程度が生産。松山に来てほしい思いから通販は行っておらず、前述の物産館と松山空港の売店、当地のショッピングモール「AVA」、道後温泉の商店街でのみ販売しているとのことです。

協力:沖山朝俊(@siegsige)さん/タツミ工房



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