InstagramやTwitterでお金についての情報を発信しているさぶさんが、自分が確定申告が必要かすぐに知ることができる「YES NO チャート」を公開しています。これは分かりやすい。
確定申告とは、1月1日から12月31日の1年間に発生した所得や経費から所得税を計算し、税務署へ申告する手続きのこと。2020年は、2月17日から3月16日が申告期間です、
さぶさんによると、確定申告をする人は、「確定申告した方がお得な人(義務ではない)」「確定申告が義務の人(義務)」の2パターン。とはいえ、確定申告のやり方は義務教育などで習うわけではないので、自分がどちらに当てはまるのか、あるいはそもそも確定申告が必要なのかを見極めるのはなかなか難しいもの。一般的に、会社勤めの場合は会社が納税作業を代行しているため確定申告の必要がありませんが、いざ「しなければならない」場合は慌ててしまいそうです。
そこで役に立つのがさぶさんのチャート。「個人事業主またはフリーランスだ」「2箇所から給与が支給されていて年間20万円を超える」などの質問に答えていくと、自分が確定申告が必要な人=「確定申告が義務の人」なのか、「不要」なのかが一目で分かります。
チャートでは、「不要」な人の中でも「医療費が年間10万を超えた人」「寄付をした人」など、「確定申告した方がお得」=税金が返ってくる可能性がある人についての解説もされています。自分の状況にあわせて確定申告をすることは、自分の手元にあるべきお金を見直す機会にもなりそうです。
さぶさんは「税金については個別事由が大きいので、(わからないこと、詳しいことは)SNS等で相談するのではなく、専門家や税務署の方に相談してください」としています。各税務署では、税理士による無料申告相談なども行っているので、自分で判断できない疑問点は、こうした制度を利用してプロに相談するとよいでしょう。
※これは簡易的なまとめです。実際の確定申告に関する詳細は、税務署などで個別に確認しましょう。
国税庁「国税に関するご相談について」:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/sodan/denwa-sodan/index.htm
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