仲良くなりたいのに…… 微妙にすれ違うお嬢様とぶっきらぼう男子が甘酸っぱい漫画『お近づきになりたい宮膳さん』書籍化

ニヤニヤしながら応援しちゃう。

[ねとらぼ]

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　お嬢様な女の子と、口べたでちょっと怖そうな男の子。互いにお近づきになりたい2人のもどかしくもかわいいすれ違いを描き、Twitterで人気を博している漫画『お近づきになりたい宮膳さん』が単行本化されました。2月22日に発売です。

お近づきになりたいのに空振りしちゃう宮膳さんがかわいい

　教室で前の席に座っているお嬢様な宮膳さんが気になる松林君。ぶっきらぼうな自分は釣り合わないと分かっていても、彼女と楽しく話がしたい、とひそかに思っています。実は宮膳さんも同じく、松林君とお近づきになりたいと思っているのですが――2人はお互いのそんな気持ちを知りません。

　宮膳さんは松林君の好きな任侠映画のセリフを覚えて話のきっかけにしようとするのですが、聞き間違いだと思われたり、「ハジキ」を「おはじき」だと勘違いされたり……思うようには行かないながらも、言葉を交わすようになり、少しずつお近づいていきます。

　お互い意識して、ドキドキして、でもうまく話せなくて……という甘酸っぱさが満載。勉強を教えてもらうエピソードでは距離の近さ（物理）に緊張で死にそうになり、また別のエピソードでは相手のことを見すぎているのを自覚して恥ずかしくなり、初々しい2人を応援したくなります。

　松林くんと映画の話で盛り上がろうと、怖いシーンが見られないのに任侠映画を勉強するけなげな宮膳さんがかわいく、かつて「山砕き」の異名をとったほどやんちゃだった松林くんが、宮膳さんの前だとドキドキしっぱなしなのもこれまたかわいい。思わずニヤニヤしてしまうこと間違いなしです。

表紙

　漫画は作者・秋タカさんのTwitterで更新されており、さらに単行本と同日発売の『ガンガンJOKER』（スクウェア・エニックス）でも連載が始まります。秋タカさんは同号で、W連載として『六畳一間の魔女ライフ』も開始します。

『お近づきになりたい宮膳さん』1話

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