オーストラリアでご主人と2歳の娘さんと暮らす、漫画家の眠井アヒル(@sleepingahiru)さんが子どものワガママや理不尽に見舞われつつ、でもやっぱりかわいい! という出来事を描いた漫画を自身のInstagramに投稿しています。
ある日の家族でのお出かけ中、サングラスが似合っているご主人と、かわいい帽子姿の娘さんの2ショットを撮影していました。しかしご主人のサングラスが気になった娘さんが「グラッシズちょ〜でゃい(サングラスちょうだい)」とおねだり。日差しがまぶしいと1度は断るご主人でしたが、娘さんがかぶっていた帽子をサッと脱ぎ、「こうかん」と差し出してきたのに押し負け、交換してあげることに。
最終的に眠井さんが撮影することになったのは、サングラスをかけてご満悦な娘さんと、サイズが小さくてギッチギチな帽子を律義にかぶってポーズを決めるご主人の2ショット。ちゃんと帽子をかぶるところに娘さんへの愛を感じますね……! 一見シュールですが、「ある意味良い写真が撮れた」と言いたくなるほどの愛ある1枚になったのでした。
また別の日の出来事。ウサギのぬいぐるみをこよなく愛する娘さん、ゴハンの時間はウサギさんをイスに座らせ「座っててね」とニッコリ。そして自分がイスに座り、机との距離が開いていることに気づくと……「動いてぇ!」と怒りモード発動。自動では動かないイスに対する怒りがものすごい娘さん。理不尽な怒りですが、まだまだ自分で何でもできるわけではない2歳児ならでは。
その後もゴハンが終わり眠くなったとソファに横になるも、毛布がキレイにかけられず、「ふわっとして〜!(※布をふわっとキレイにかけての意味)」とブチ切れる娘さん。眠いときはよりいっそう、ちょっとしたことで機嫌が悪くなりがちな子どもあるある……。
さらに毛布をかけてあげたご主人がうっかりウサギさんを置いたイスに座ってしまい、「ウサギしゃんのイス〜!」とウサギさんの居場所を奪ったと激怒。
ウサギさんへの優しさの3分の1くらいを、親にも分けてほしい……と願う眠井さんなのでした。
子どもの要求はときにワガママで、怒りは理不尽なことも多いのですが、でもそれもまだまだ未熟な子どもならではで、親にとっては「理不尽!」という感情と「かわいい」という感情が入り混じるもの。本当にダメなときはダメと毅然(きぜん)とした態度でのぞまなければならないけれど、受け入れてさとしてあげられる範囲のワガママや怒りは、心を広く持って受け止めてあげられるといいですね。
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