NTTドコモは、2月26日の「つつむの日」にあわせて、現金払いの代表的な習慣の1つ「ご祝儀」をキャッシュレス化する取り組み「#キャッシュレスご祝儀 チャレンジ」の動画を公開しました。同社の調査では、令和になって結婚式を挙げた・数年以内に挙げる予定の男女3人に2人が「ご祝儀をキャッシュレスで受け取ってもいい」と回答しています。
ご祝儀は、新郎新婦へのお祝いの気持ちとして、現金をご祝儀袋に包んで渡すという慣習。お金を渡す際にも、ご祝儀袋の用意や新札の用意など、さまざまな手間がかかります。特に、ご祝儀の名前書きに悩んでいるという人は多いようで、昨今ではフリマアプリに書道有段者による名前書きサービス付きのご祝儀が出品されることも。
公開されている動画では、2019年に行われた実際の結婚式で、ドコモが提供する「d払い」のサービス「個人間送金」を利用して、ご祝儀をスマホから贈る様子が収められています。個人間送金は専門の端末などが必要なく、スマホでQRコードを読み取るだけで完了。この手軽さは意外と「アリ」かもしれないな……?
ドコモは、令和になって結婚式を挙げた、もしくは数年以内に挙げる予定のある20代〜30代の男女600人を対象にキャッシュレスとご祝儀についての調査を実施。その結果、全体の66.5%が「結婚式のご祝儀をキャッシュレスでもらっても良い」と考えていることが明らかになりました。同時に自身が結婚式に参加する際の準備で最も煩わしいことは「ご祝儀袋の用意」だという結果も出ています。
一方で、「ご祝儀がキャッシュレス化できるようになったとしても、マナーや礼儀は必要だ」と考えている人は、83.9%に上っており、いままでの礼儀作法を見直して、ただ便利にしていけば良いというわけではなく、これまでの慣習も大切にしていきたいと考えている人が多いようです。
また、動画と同時に、「キャッシュレスご祝儀」がメジャーになった近い将来使える“かも”しれない「キャッシュレス版ご祝儀マナー」も公開されています。講座では「画面がひび割れていないか」「片手スマホは失礼」など、いかにも「これからできそう」な空想マナーが紹介されています。
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