小さい頃の愛猫の写真を、15年以上前に撮影した当時からずっとデスクトップに配置し続けた結果、時代と共に小さくなっていきました。
大昔のデジカメで撮影された「幅が320ピクセル」しかない子猫の写真。Twitterユーザーの「TPDのカツオカです(@0w0_zocker)」さんは、その大事な愛猫の写真を、もう15年以上もデスクトップの背景に等倍でセンター配置し続けているそうです。
写真に写る猫ちゃんのかわいさは変わりませんが、一方でPC(Mac)を乗り換える度に画面解像度は上がっていくため、猫ちゃんの写真はそれに比例してどんどん小さくなっていきます。その結果、現在ではすごく遠くにいるような見た目に。デジタル世界の進化の速さを感じると同時に、なんだかちょっぴり切ないような、感慨深いような……。
カツオカさんは、メガハウスから販売されている「解体パズルシリーズ」などのデザイン・パズル設計・3D造形を担当している、トイプロダクトデザイナー。そういった背景もあり、15年以上前からデスクトップの画面は“50%グレー(※)”に愛猫写真というシンプルなスタイルが続いているようです。今回の比較画像は2月22日の“猫の日”に投稿され、「だんだんちっちゃくなってしまってなんかさみしい…」と変化から感じる思いがツイートされています。
※シンプルな画面&背景色を50%グレーにしている理由については「パッケージデザインなど色を見るのが重要なデザイン作業をする際に、周りの環境色に目がなるべく影響を受けないようにするため」とのこと。
なお、写真については、「確か世にデジカメ出だした頃に買ったソニーのマビカ(Mavica)か何かで撮ってたなー」と振り返っています。いろんな意味で、時の流れを感じるデスクトップでした。
画像提供:@0w0_zockerさん
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