携帯キャリアサービスを提供する楽天モバイルは3月3日、月2980円(税別、以下同)で、無制限のデータ通信とコミュニケーションアプリ「Rakuten Link(ラクテン リンク)」を利用した国内通話が利用可能の「Rakuten UN-LIMIT(ラクテン アンリミット)」を4月8日より開始することを発表しました。
「Rakuten UN-LIMIT」は、シンプルで分かりやすく、国内外を問わずに、使いやすい料金をコンセプトにしたプラン。料金は月々2980円で、楽天回線エリア内では無制限、国内ローミングエリア(auネットワーク)と66の国と地域にある国内外のパートナーエリアでは、1カ月2GBのデータ通信を利用できます。
また、「Rakuten Link」アプリを利用することで、日本国内では通話とSMSを、海外では国内への通話とSMSを無制限で利用可能に。国際通話では、月980円で日本から海外の通話と海外間の通話がかけ放題のオプションサービス「国際通話かけ放題」も4月8日より提供予定です。
新規契約の先行申し込みは、3月3日よりオンラインにて開始。店舗では、3月4日から4月7日まで受け付けを行います。同社のMVNOサービス利用者と、他社からのMNP(ナンバーポータビリティー)を利用した転入は、サービス開始日の4月8日より受付予定です。
また、300万人を対象に、プラン料金を1年間無料とするキャンペーンを実施。同時に、3月3日から6月30日の期間中、オンラインから「Rakuten UN-LIMIT」を新規契約し、8月31日までに「Rakuten Link」の初回アクティベーション(SMS認証の完了)を行うと、楽天ポイント3000ポイントがプレゼントされるキャンペーンも実施されます。
楽天モバイルの対応スマートフォンは、4月8日のサービス開始時点ではAndroidスマートフォンのみのラインアップとなっており、現状iPhoneは含まれていません。
なお、他キャリアのユーザーが楽天モバイルのサービスを利用する場合は、スマホ自体の買い替えがほぼ必須となる形です。楽天モバイルは、自社の対応スマートフォンに関しては「全機種SIMロックフリーで販売するとしています。
このプランの発表後、楽天モバイルのサイトはアクセス集中のためつながりにくい状態に。3月3日18時現在も「アクセスが集中し、ページを閲覧しにくい状態になっております」と書かれたページが表示されており、高い注目を集めていることが伺えます。
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