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「earth music&ecology」などを展開する女性向けアパレル大手のストライプインターナショナルは3月6日、石川康晴氏が同日付で代表取締役社長を辞任したと発表しました。石川氏を巡っては、社員へのセクハラ疑惑が報じられていました。
朝日新聞は3月4日、石川氏が複数の女性社員やスタッフへのセクハラ行為をしたとして、2018年12月に臨時査問会が開かれ、厳重注意があったと報道。『週刊新潮』も5日、セクハラ疑惑を報じました。
報道を受けて5日、石川氏は「私、代表取締役社長石川康晴に関しセクシュアル・ハラスメントの事実は認められませんでした 。しかしながら、セクシュアル・ハラスメントと誤解を受ける行為や従業員との距離のとり方等について、厳重注意を受けました。私としては、このことを真摯に受け止めて反省し、今後適正な業務執行に努める所存です」とコメント。
またストライプインターナショナルは「2018年12月13日に開催された弊社臨時査問会では、石川によるセクハラの事実は認められず、処分はありませんでした。今後とも、弊社として、コンプライアンスの徹底に努めてまいります」とセクハラ否定の声明を出しました。
しかし一夜明けて、3月6日開催の臨時取締役会で、石川氏から「自身にかかわる一連の報道を理由に代表取締役社長を辞任したい」との申し出があり、承認されたとしています。
新代表取締役社長兼CEOには、専務取締役兼COO 営業統括本部長を務めていた立花隆央氏が本日付で就任。立花氏は2002年に入社、2014年に前役職に就任。2015年からグループ会社キャンの代表取締役社長も兼任していました。
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