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NASAは、火星探査機ローバー「キュリオシティ」が撮影した写真をつなぎ合わせた約18億ピクセルのパノラマ写真をYouTubeで公開しました。
火星の地表がこれまでになくよく見える
撮影場所は、火星の「グレン・トリドン」と呼ばれるエリア。スコットランドの「トリドン」に地形が似ていることから、その名前が付けられています。写真から地形の凹凸をハッキリと確認できます。
写真は探査車の位置をしばらく動かさない期間に撮影されました。「キュリオシティ」のプロジェクトチームが、感謝祭で休暇になる2019年の11月24日から12月1日までの期間を利用しています。通常はプロジェクトチームが探査車に指令を出して移動するため、数日かけて同じ地点から撮影できるのはまれな機会のようです。
撮影された画像は1000枚以上となり、それらを数カ月かけて慎重に組み合わせ、パノラマが完成しました。約18億ピクセルの画像はYouTubeで見られます。
パノラマ写真で火星の表面を観察できる
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え、どこどこ?