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噴射がぶおおおおおお! H3ロケットのブースター燃焼試験、360度カメラでとらえたド迫力動画(1/2 ページ)

音量に注意。

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2020年度の試験機打ち上げを目指すH3ロケット用の固体ロケットブースター(SRB-3)の燃焼試験が行われ、その様子を360度カメラでとらえた迫力の動画が公開されています。

「0:33からの大音量にご注意ください」
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ロケットエンジンが咆哮する(YouTubeより)

 現在のH2ロケットに続く基幹ロケットとして開発が進むH3ロケット。SRB-3は固体推進薬(コンポジット推進薬)を使うロケットで、直径2.5メートル、全長14.6メートル。H3本体のエンジンとともにロケットを一気に上昇させる役割を担います。推力は1本当たり2158kNで、打ち上げる人工衛星や軌道により0本/2本/4本を切り替えて使います。

フォト
H3ロケットのイメージ。この図では下部に4本のSRB-3が装着されている(JAXA提供)

 公開された動画は、2020年2月29日に種子島宇宙センターの試験場で行われた地上燃焼試験の様子。実際の打ち上げに使うモータと同一仕様のモータを使い、設計や製造などに問題がないか確認しました。

 静かな試験場に設置されたSRB-3ですが、いきなりものすごい勢いで噴射が始まり、迫力満点。360度カメラで撮影されているので、VRゴーグルを使えばさらに臨場感のある映像を楽しめます。

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