米ニューヨークを拠点とするアーティストのオーウェン・マンさんが手がける、陶磁器で作った花や多肉植物が、本物のように美しく独創的だと注目を集めています。
オーウェンさんの作った、フローラミクスと呼ばれる陶磁器で仕上げた花や植物は、まるで生花のようにみずみずしく見えます。全てが手作りで花の種類によっては数百枚もの花びらを一枚一枚、丁寧に作り上げていきます。
フローラミクスは花一輪だけでも見応えがありますが、複数の花を組み合わせて壁にディスプレイすることで、一味違うインテリアとなります。
オーウェンさんは ニューヨーク州のフィンガーレイクスという小さな田舎町で育ったこともあり、幼い頃は自然の草花と触れ合う生活を送ったようです。4歳の時から目にしたものを粘土で形にすることが好きで、この頃から既にフローラミクスのアーティストとしての才能が開花していたのかもしれません。
また、花以外にもオーウェンさんの作品には多肉植物のフローラミクスが多く、中にはプランターとして作った作品も。このプランターで本物の多肉植物を育ててみたくなりますね。
花や緑は生活に潤いをもたらす最高のインテリアと言えますが、オーウェンさんのフローラミクスは壁に飾る他にもランプと組み合わせることで、さらに情緒あふれるステキなインテリアとなります。
見るものの心を捉えて離さないオーウェンさんのフローラミクスですが、とても根気のいる作業にも見えます。しかし、彼は子どもが粘土で遊んでいるかのように楽しげに作品を仕上げているようです。
オーウェンさんのフローラミクスはハンドメイドやビンテージ商品を販売するオンラインショップのEtsyで販売されています。インテリアとしてだけでなく、大事な家族の誕生日プレゼントや、結婚式のウエディングケーキのトップに飾るなど特別なシーンのために購入する人もいるようです。
画像提供:オーウェン・マンさん(Instagram/Facebook)
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