毒能力を持ったゴリラをはじめ、とんでもない能力を持つ生物たちの姿を描いた漫画がTwitterで話題になっています。
普通のゴリラ以上のスペックに毒能力まで併せ持ち、虎や象さえ一撃で葬る「毒ゴリラ」。後輩ゴリラからも「マジ最強っスよ」といわれるなど、その実力は本物です。
しかし、たまたまテレビ放送していた「最強生物ランキング」だと、毒ゴリラの順位はまさかの6位。納得のいかない毒ゴリラですが、マッハ2で空を飛ぶ「マッハダチョウ」や、体が液状化していて攻撃が効かない「マジデナマケモノ」といった規格外の生物を見て、思わず冷や汗を流します。
そして1位にランクインしたのは、完全にスーパーサイヤ人な「ゴールデンゴリラ」。その圧倒的なオーラに「ゴリラの中ですら俺は一番になれないのか」と毒ゴリラは嘆きます。しかもこのゴールデンゴリラの正体は、自分を持ち上げていた後輩ゴリラなのでした。
あまりのことに毒ゴリラのプライドはズタズタ。せめてもの意地を見せようとゴールデンゴリラに勝負を挑みますが、逆に宇宙に届くほどのエネルギー弾を放たれ、力の差を見せつけられます。
すっかり意気消沈した毒ゴリラ。しかしそのとき、番組出演者達のある不遜な言葉が届くのでした――!
作者は漫画家の城戸みつる(@kidomitsuru)さん。恐ろしく規格外すぎる生物たちと、あまりにぶっ飛んだ“オチ”に、作品を読んだ人からは「勢いがスゴイ」「常人には到達し得ぬセンス」といった声が上がっています。
現在城戸さんは、ジャンプSQ.で『カワイスギクライシス』を連載中。地球の存亡を委ねられた宇宙人調査員が、犬や猫といった生命体と遭遇し、あまりのかわいさに腰を抜かす様子が思わずくすっと笑えるギャグ漫画です。こちらも「地球の調査にやってきた異星人が、ありえない生命体に遭遇する話」として大きな注目を集めました。単行本1巻は4月3日に発売予定。
(C)城戸みつる/集英社
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