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DLsite、違法アップロード対策活動を報告 クリエイターに代わり違法サイトへ削除要請
2014年からの約6年間で、DMCA申請約400万件、違法サイトへの削除要請を約250万件行ったとのこと。
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ダウンロード販売サイト「DLsite」を運営するエイシスが、2014年から取り組んでいる違法アップロード対策活動について報告しました。GoogleへのDMCA申請や違法サイトへの削除要請を、クリエイターに代わって行っているとのことです。
同社は自社サービスに関わるコンテンツの違法アップロードについて、クリエイターからの申請に応え、削除要請を無料で代行するサービスを実施しています。加えて、独自の「違法アップロード監視システム」を運用し、24時間体制でネットを巡回。2014年から2019年12月までの活動で、DMCA申請は395万9357件、違法アップロードサイトへの削除要請を248万6618件行ったとのことです。
2019年12月からはDLsiteにて、販売登録しているクリエイターを対象に、コンテンツに関する対策活動の状況を確認できる仕組みを導入。DMCA申請や削除申請、違法サイトの対応が完了しているかどうか、作り手がコンテンツごとに見られます。
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DMCA申請を行った目的はあくまで「著作権侵害」への対処だったと説明しています。