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エア技で衝突、接触してないのに吹き飛ぶレスラー 新型コロナウイルス対策で非接触プロレス実施

衝撃波で吹き飛んでいるのかも。

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 米国プロレス団体「Game Changer Wrestling(GCW)」が、新型コロナウイルス対策として、選手同士が接触しないエア技を繰り広げる試合を無観客で実施し、その様子を無料ストリーミング配信しました。


コロナ対策で接触してないのに吹き飛ぶレスラー エア技で衝突するプロレス実施 1メートルくらい距離があります(画像はTwitterより)

コロナ対策で接触してないのに吹き飛ぶレスラー エア技で衝突するプロレス実施 当たってないけど当たってる(画像はTwitterより)


 エア技でレスラーが衝突する試合は、GCW開催の「Acid Cup」という大会で行われました。腕や脚は物理的に接触していませんが、まるで当たっているように吹っ飛ぶレスラーの動きに注目です。


 レフェリーはしっかりとマスクを着用。付けているのは覆面ではなく、医療用マスクです。レスラーが定番凶器のパイプ椅子を手に取ると、ウェットティッシュで消毒する様子を厳重にチェック。きちんと拭ききったことを確認して使用許可を出します。


コロナ対策で接触してないのに吹き飛ぶレスラー エア技で衝突するプロレス実施 凶器をしっかり消毒(画像はTwitterより)

コロナ対策で接触してないのに吹き飛ぶレスラー エア技で衝突するプロレス実施 ゴーサインが出たら使用可能(画像はTwitterより)


 各国政府は、新型コロナウイルス感染拡大を阻止するため、人と接触する機会を減らす「社会的距離(Social Distance)」を提示しています。この試合は「社会的距離」をプロレスのルールに組み込んだもので、「Social Distance Rules ジョーイ・ジャネラ vs ジミー・ロイド」と題して行われました。


 「Acid Cup」は3月19日と20日の2日間かけて開催されました。主催者はクラウドファンディングで、レスラーへの支援を募っています。レスラーの多くはチケットから収入を得ていますが、新型コロナウイルスの影響で困難に直面しており、集まった支援はすべてレスラーに寄せられるとのことです。

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