ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

映画「バトルシップ」を1歳児向けに絵本化 名ゼリフ炸裂で英才教育が捗りそう「せんかんがかんたんにしずむか!」

ひとはみんなしぬ。だがいまじゃない!

advertisement

 愛されしB級映画「バトルシップ」を、あるお母さんが1歳の娘のために絵本化してしまいました。なんという英才教育……!



1P 映画の主要シーンを抜粋し、絵本として翻案。表紙は戦艦ミズーリとナガタ(浅野忠信)です

 作者はTwitterユーザーの手芸センターポリス(@porisu_pori)さん。映画の序盤約30分を大胆に削って、主要人物のホッパーとナガタが不仲だったことだけ説明し、3ページ目にはもう宇宙からの侵略を描いています。


2P

3P

 話は少々アレンジされており、ナガタは艦がやられてホッパーと合流することなく、個別に宇宙人へ対応。「津波ブイ」による索敵が奏功し、人類は緒戦に勝利します。


4P

5P

6P

7P ※原作ではオアフ島

 宇宙人は地球の通信施設で仲間を呼ぼうとハワイへ上陸しますが、そこには退役軍人のミックが、諸々の前フリをすっ飛ばして待ち受けていました。すると、その強烈なパンチが宇宙人のアゴにヒット。「『ボコン!』うちゅうじんのはがとびます! やりました!」――大好きなシーンをフィーチャーしてウキウキと描く、作者の姿がなんとなく浮かびます。


8P

9P

 一方そのころ、ホッパーとナガタの艦は宇宙人の逆襲を受け撃沈。もう戦える船がありません。そんなとき、かっこいいおじいちゃんたちが戦艦ミズーリで救援に登場。敵艦と激しい砲撃戦を繰り広げます。「せんかんがかんたんにしずむか!」


10P

11P

12P 原作ではホッパーの発案でしたが、老兵が自発的に動く、こっちのほうがかっこいいかも

13P

 「ひとはみんなしぬ。だがいまじゃない!」――ホッパーの言葉とともに、敵軍は壊滅。地球の平和を守った男たちは、みんなでチキンブリトーを食べながら幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。


14P

15P

16P

 「くちくかんはさいこうだ」などの名言を折に触れてあしらい、原作の魅力を伝えた絵本は、「子ども向けの要約がうまい」「実物の絵本で読みたい」「ブリトーが食べたくなる」などと大好評。クライマックスの“戦艦ドリフト”がないと嘆く声も散見されますが、作者いわく、絵本としては冗長になりそうなので、泣く泣く削ったとのことです。

 作者の手芸センターポリスさんは、絵本を夫のYouTubeチャンネルでも紹介。読み聞かせも披露しています。



「プレデター」も絵本化しています

※画像提供:手芸センターポリス(@porisu_pori)さん




Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る