線路上に20基の鳥居がずらり! 山口・長門市駅に現れた真っ赤な鳥居のトンネルが話題に、JR西日本に詳細を聞いた
地元の観光名所「元乃隅神社」の100基を超える鳥居をモチーフしたそうです。
山口県にあるJR長門市駅の線路上に、県内の観光名所「元乃隅神社」をイメージした鳥居のオブジェが出現して話題になっています。
鳥居が設置されたのは、現在は使用されていない0番のりばの線路上。Twitterユーザーのあるぴの(@Alpino305)さんが線路上にずらりと鳥居が並ぶ光景を撮影した写真を公開して、鉄道ファンを中心に注目を集めています。
この鳥居についてJR西日本 広島支社の広報部に話を聞くと、鳥居を設置したのは2月中旬ごろ。JR西日本長門鉄道部が設置したといいます。
元乃隅神社は、海のすぐそばに100基以上の鳥居が並ぶ荘厳な景観で知られる山口県の人気観光スポット。賽銭箱が鳥居の上に設置されていることから「日本で最も入れにくい賽銭箱がある神社」としても知られています。
そんな元乃隅神社の鳥居はモチーフにした駅構内の鳥居は、全部で20基。1.5メートル間隔で並べられており、限られたスペースでも立体感を感じられるようにと、奥に進むにつれて3センチずつ高くなっているそうです。
JR西日本広島支社広報部によると、鳥居を設置してからは「駅を訪れる観光客や地元の利用者からも好評いただいている」とのことで、写真撮影に訪れる利用客もいるそうです。
なお、モデルとなった元乃隅神社は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年4月1日より当面のあいだ参拝休止となり、参道(鳥居)を含め、境内への立ち入りができなくなっています。
また、長門市駅でも、3月14日に予定していた臨時快速列車「長門・萩ライナー」の運行開始を記念したイベントを中止するなどの影響を受けています。新型コロナの流行が落ち着いたころに、ぜひとも訪れてみたいものです。
(大泉勝彦)
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