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オーストラリア森林火災から救出されたコアラ 故郷の森へ無事帰る(1/2 ページ)

もう森林火災が起きませんように。

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 オーストラリアで猛威をふるった森林火災から命からがら逃げのびたコアラたちを、シドニーの野生生物保護団体「Science for Wildlife」が保護。そしてこのたび、故郷のシドニー西郊・ブルーマウンテンズにコアラたちを帰すことになりました。その様子がFacebookで公開されています。



 2019年9月頃から2020年3月頃にかけてオーストラリアで発生した森林火災により、なんと10億匹を超える野生動物が命を落としたと報道されています。なかでも甚大な被害を受けたコアラは、もともと「危急種」(野生絶滅の危険性が高い種)に指定されており、今回の被害により「絶滅危惧種」(絶滅のおそれがある)に指定されるのではないかといわれるほど数が減少してしまいました。

 今回「Science for Wildlife」が森へ帰したのは、4匹の大人のコアラたちです。焼けた跡なのか、少し黒い木もあるようですが、保護団体スタッフが見守るなか木に登るコアラたちの表情は、心なしか嬉しそう。まだ森へ帰ることができないコアラも多くいますが、これから少しずつでも帰れるように願うばかりです。

コアラ 元気でね!

コアラ コアラさんもうれしそう

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