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トヨタ、千葉県に軽症感染者移送用車両を提供 JPN TAXIを改装 都内でも稼働(1/2 ページ)
障壁を設け、後方の空気が前方に循環しないようにコントロールする機能を設けます。
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トヨタ自動車は4月21日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者移送用車両を千葉県に提供したと発表しました。
千葉県の協力要請を受け、軽症の患者を療養施設などへ移送することで病床を確保する対策支援を目的に開発。タクシー専用車「JPN TAXI」(関連記事)をベースに、患者移送のための架装を施しました。
具体的には、運転席と助手席がある車両前方スペースと、後部座席以降の車両後方スペースの間に隔壁を設置し、前方を陽圧、後方を陰圧とすることによって、後方の空気が前方に循環しないようにコントロールする機能を持ちます。
別途、東京都内の病院にも同対策を施した車両5台が稼働しています。
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