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「音速の貴公子」セナF1初優勝から35年 若きロータス時代の貴重写真公開

「F1四天王」の伝説はここから始まった。

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 1994年にレース中の事故で亡くなった伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナ。35年前(1985年)の4月21日は、セナがF1初優勝を果たした日でした。

アイルトン・セナ ロータス F1
25歳のアイルトン・セナとロータス 97T(写真:Classic Team Lotus)
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 セナがF1で初優勝したレースは1985年第2戦のポルトガルGPです。セナは当時25歳で、前年にトールマンでF1デビュー。1985年シーズンからロータスに移籍して「ロータス 97T」に乗り換えたばかりであり、また、F1参戦からわずか16戦目にしての初優勝でした。

 生涯通算41勝、2019年シーズン終了時点でも今なお歴代5位の優勝回数を誇る伝説の幕開けとなったレースです。

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初優勝は「ポールポジションから1度も抜かれず、1分の大差を付ける」という実に鮮やかなものだった(写真:Classic Team Lotus)

 このレースでは、セナは自身初のポールポジションも獲得(生涯通算64回)。スタート直後からライバルを引き離し、一度も先頭を譲ることなく2位のアラン・プロスト(マクラーレン)と1分以上の差を付けて圧勝しました。

 このポルトガルGPを含めて、セナはロータス時代に6回の優勝を果たし、1980年代後半〜1990年代の「F1四天王」への道を駆け上がります。セナとともに伝説を築き上げたロータスのマシンは、今もクラシック・チームロータスによって保存されています。

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表彰台に上るアイルトン・セナ(写真:Classic Team Lotus)
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エストリル・サーキットで開催された1985年ポルトガルGP。鋭い感覚が求められるウェットコンディションだった(写真:Classic Team Lotus)
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ロータスは今回のセナF1初優勝に関する内容も含む公式ポッドキャストチャンネル「US LOT Sessions」を展開。Apple PodcastsSpotifyなどの各種音楽配信サービスで配信(写真:Classic Team Lotus)

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