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大英博物館が自宅から博物館にアクセスできるよう、オンライン展示の刷新を前倒しで完成させたと発表しました。
大英博物館のオンライン展示では、たくさんの美術品を見られるようになっただけでなく、より細かい部分まで眺められるようになりました。閲覧可能な点数は450万点の収蔵品と190万件の画像です。
ズームイン機能を搭載することで、収蔵品の細部にわたる閲覧が可能になりました。ズームインした状態のまま見える範囲を移動させることもでき、じっくりと丁寧に観察できます。画像の鮮明さはズームインしても落ちることがありません。細部まで見られる程度は、収蔵品ごとに異なるようです。
画像は非商用であればCreative Commonsライセンス(CC BY-NC-SA 4.0)のもとで利用可能。
収蔵品の検索では、フィルター機能を搭載しており、カテゴリーを限定して表示したり、展示中の収蔵品のみを表示したりできます。
館長を務めるハートウィッグ・フィッシャーさんは「これら重要な収蔵品の公開によって、今たいへんなときに、インスピレーションを受けたり考えごとをしたり、あるいはただ静かなひとときを過ごしてもらえれば幸いです」とコメントしています。
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