体調が悪い飼い主をみて「何か」をしてくれようとする猫ちゃん。そんな弱った心に染みるエピソードの漫画に共感と「尊い」の声が寄せられています。
元野良猫で、人懐っこい黒猫の男の子「ろん」くん。飼い主のAKR(@bou128)さんは、「一緒に暮らすまでは想像もしていなかった」ろんくんの優しさあふれる行動を描いています。
例えばAKRさんがお腹が痛くて横になっていると、お腹を温めるようにそっと身を寄せてきてくれるというろんくん。また風邪気味のときは、AKRさんの首の下に頭を突っ込むようにして枕のかわりをしてくれるんだそうです。他にも熱っぽくて寝ていると、近すぎるくらい顔に寄って、添い寝してくれるとのこと。いずれも大変そうな飼い主さんの様子をみて、ろんくんなりに“何か”しようとしてくれていることに、ホロリときます。
Twitterでは猫飼いユーザーから「すごく分かる」「精神的に参っているときも寄り添ってくれる」「弱ってる時はいつもそばに居ない猫2匹がぴったり寄り添ってくれます」と共感の声が寄せられ、中には寝込んでいる時に「バッタ」や「セミ」を“お見舞いの品”(?)として愛猫が持ってきたなんてエピソードもみられました。そんな行動さえあいらしい……!
AKRさんはTwitterとブログ「はじめてねこと暮らしたら」にて、黒猫ろんくんとの日常を漫画と写真で公開。以前には、抱っこされた時にみせるろんくんのかわいらしい“クセ”の漫画が話題になりました。
新聞紙が好きなろんくん、読んでる途中でもつい譲ってしまう
なにより飼い主さんと猫さん、どちらの愛も感じる幸せなエピソードが人気を集めており、2019年11月には単行本『黒猫ろんと暮らしたら』が発売。単行本には、名前の由来や出会いのお話も掲載されています(関連記事)。
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