「コードを書いてる人って話しかけても無視するよね」と言われた経験を持つ人が、コードを書いている時の頭の中の状況を素潜りにたとえて説明した漫画が「完全に同意」と話題になっています。
プログラムを組むことは素潜りに似ていて、さまざまな考えを巡らせロジックの海に深く潜って、solution(解決策)を探している――プログラマーに「調子はどう?」などと声をかけて返事が無かった場合、頭の中はこんな状態になっていると作者の言迷水さんは説明します。
そのsolutionをやっと見つけて届きそうなところで声をかけられた場合、その問いかけに反応するためにすぐに戻るか、もう少し潜って探していたものを手に入れてから戻るかの選択となります。そこで、潜り直すのは大変なので、先に探していたものを拾ってから水面に上がることを選択することもあるようです。そして、返事をするために水面に上がったころには声をかけた人はもういない……つまり、無視してしまったような状況になってしまうのだとか。
コードを書いている人に限らず、集中している時に声をかけられると同じような状況になることはあります。「声をかける側が気軽な返事を求めても、作業中は何気なく返事できない場合もある」これが分かっているだけで、返事がないことに理解を示すことができそうです。
この漫画の読者からは「頭の中で順序を追って組み立てながら探っているから途中でやめると全部組み立て直さないといけないのよね」「素潜りっていう例えは言い得て妙で、『ちょっと終わるまで待ってて』っていう簡単な内容でも口に出すと溺れる(集中が途切れる)のでいつもハンドサインしか出せない」などプログラマの人たちを中心に似たような体験をしたことがあると共感を得ています。
画像提供:言迷水(@nazomizusouti)さん
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