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特別定額給付金の郵送申請は「給付対象者」欄を要チェック うっかり給付金を「希望しない」に印をつけていませんか?

これは確かに間違えそう。

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 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の緊急経済対策として政府が行う特別定額給付金。すでに一部自治体で受給申請がスタートしている同給付金ですが、郵送申請書の一部が「勘違いしやすい」作りになっているとSNSで注意喚起が行われています。

特別定額給付金
申請がスタートした10万円の特別定額給付金(公式サイトより

 問題になっているのは、申請書の表面にある「給付対象者」の部分。この部分には、同一世帯の給付対象者全員の名前と生年月日が記入されているのですが、この名前欄の右側には「給付金の受給を希望されない方はチェック欄に×印を御記入ください」というチェック項目が。この項目を「給付金の受給を希望する方」のチェックだと勘違いし、誤って印を記入してしまうケースが多発しているようです。

 本来、給付金の受給を希望する場合は、名前などの訂正以外は記入する必要がない「給付対象者」部分。同世帯の中で、受給を希望する人とそうでない人を個別に設定できるように考えられたチェック項目ですが、その構造から誤って記入してしまう人が多いものと見られます。

特別定額給付金
特別定額給付金の郵送申請書(公式サイトより
特別定額給付金
問題となっているのはこの部分(一部編集部で加工)

 Twitterでは、河野太郎防衛相や寺田学衆議院議員がこの「勘違い」に注意を呼びかけ。自治体関係者からは「『希望しない』にチェックが入っている場合、勘違いなのか本当に辞退するのか電話で問い合わせているのだが、今日確認した人たちはみんな勘違いだった」という声も上がっています。こうした確認の対応は各自治体によって異なり、必ず行われるものではありません。

 また、申請書の形式も自治体によって変更されている場合があるため、申請前に改めて「給付対象者」部分を確認するのがベターでしょう。

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