宇宙人の女の子が地球人に恋をした! 1万光年離れた恋物語を描いた漫画の温かいラストに「エモみが限界突破」「尊すぎて浄化」(1/2 ページ)
読み終えたら皆さんご一緒に。「ぱひー」
とある星のとある国に住む女の子が、地球人の男の子に一目ぼれする話を描いた漫画「10000光年双眼鏡」が切なさと暖かさに包まれる素晴らしい作品となっています。スピード感あふれる展開、独特で美しい色使いから描かれる恋の行方は、思わぬ結末へ……。
どこかにある星に住む女の子「シヒル」は、誕生日のプレゼントに「1万光年双眼鏡」をもらいました。その名の通り1万光年離れた星を自在に観察できる超ハイテクぶりで、「お祝い機能」なんてものまで付いています。
早速星の観察を始めるシヒル。いろいろな星を見ていくうちに、とある星を見つけました。その星とは、地球。そして道を歩く1人の少年の姿を見つけると、シヒルは一目で恋に落ちてしまうのでした。
それからというもの、シヒルの頭の中は彼のことでいっぱい。毎日双眼鏡で眺めては笑みを浮かべ、自分がストーカー化していることに気付いてしまいます。募る思い。悩み続けたシヒルは、ついに行動を開始します。双眼鏡で地球を眺めて字を覚え、長い時間の末ラブレターを書きあげたのです。
思いを届けるため父の宇宙船を勝手に拝借し、1万光年離れた地球へ旅立つシヒル。しかし到着すると、そこに広がっていた光景は何もない大自然。文明も彼の姿も、どこにもありません。地球と彼女の住む星の距離は、1万光年。では、シヒルが双眼鏡で見ていた光景は……。
涙に暮れるシヒル。自分の星に帰ると、彼に思いをはせながら眠りにつきます。しかし、この話にはもう少し続きがあり……その最後は、ぜひご自分の目で読んでください。
この漫画を描いたのは、鳴海アラタさん(@arata50)。リプライ欄などでは、「超物理的でSF的魅力をとても感じました」「とても感動しました!」「エモみが限界突破してしまいました」「とんでもなく好きです……」「読後爽やかな気持ちになりました」「カット割、構図がどれも素晴らしいです」といった声が寄せられていました。
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