ある弁護士の結婚式に供された、「六法」型のウェディングケーキが見事のひと言です。完成度が高いし恐れ多いしで、なかなか口にできなさそう。
投稿主は新郎のEisuke Mizuguchi(@eisukewater)さん。2016年に挙式した際に、『判例六法 Professional』(有斐閣)をはじめ、職業上重要な書物をウェディングケーキのモチーフに選びました。よく見ると、弁護士記章型のマカロンまで添えてある……!
このケーキをMizuguchiさんがTwitterで紹介したところ、「ケーキと気付かなくて最初は意味が分からなかった」「ドラえもんの『暗記パン』みたいな効果がありそう」など、大きな反響を呼びました。
ケーキを手掛けたのは、広尾(東京都港区)のオーダーメイドケーキ専門店「BON SWEETS&CONGRATS!」に勤める江口基さん。Mizuguchiさんとは20年来のバンド仲間という縁もあって、六法ケーキ作りが始まりました。
江口さんが特にこだわったのは、表紙の細かいテキストと、サイズ感の再現。「実寸の比率にならったことで、実物を知る人が「おぉ!!」となっていただけるような仕上がりにできました」と、ねとらぼの取材に答えました。
質感の再現も苦心したポイント。紙の本に見えるよう、光沢や色味を試行錯誤し、表紙とページのサイズに微妙な差を付けるなどして、リアルな見ばえを実現したといいます。
こうしてすばらしいケーキを生んだ江口さんですが、新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止になったことから、お店は存続の危機にあるそうです。この苦境を乗り切るべく、BON SWEETS&CONGRATS!はクラウドファンディングを実施。支援コースは2000円から50万円まで、デコレーションケーキのキット(4500円)やオーダーメイドケーキギフト券(1万円〜5万円)などのリターンを用意しています。
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これくらいの行動力が欲しい。