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ジョンソン・エンド・ジョンソンが販売する絆創膏「バンドエイド」は、多様な肌の美しさを受け入れるためバンドエイドの新色を発売すると発表しました。
発表によると、発売されるカラーは茶色や黒色の肌になじむバリエーション。明るめ、やや明るい、深い色など、単純な色分けではなく、多用な肌の色に対応する製品として販売されるようです。
バンドエイドの公式Instagramアカウントは、販売の経緯として「私たちは人種差別、暴力、不正との闘争において、黒人の同僚、協力者、およびコミュニティと連帯します。黒人コミュニティーのため、目に見える変化を生み出す行動を取ると約束します」と立場を表明。具体的なラインアップは言及していませんが、多様な肌の色を受け入れる製品を販売すると発表しています。
また、黒人に対する人種差別撤廃を訴える非暴力運動「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)」への寄付をすると約束しています。
従来と異なる色の絆創膏についてはこれまでも注目されたことがありますが、多様な色が十分に流通しているとは言えないようです。2019年に黒人のドミニク・アポロンさんが「生まれて初めて自分の肌の色に合った絆創膏があることがどんな感じなのかを知った」「本当に、涙をこらえている」とTwitterに投稿して注目を集めました。
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ポスターはすべて撤去することに。