ねとらぼ読者から、子どもの頃のカオスな体験談を募集する企画「しょうもない理由の兄弟姉妹ゲンカ選手権」。今回はAさんに「妹と半年間罵り合う発端となった“忘れられないオナラ”」のお話を伺いました。
連載:第1回「しょうもない理由の兄弟姉妹ゲンカ選手権」
「兄弟姉妹ゲンカ」をテーマに、子どものときにだけあなたに訪れた不思議な思い出をインタビュー。各“選手”の記事を公開した後、ねとらぼ編集部による審査を実施。優勝者(もっともしょうもない体験談の持ち主)には、Amazonギフト券5000円分をプレゼントする予定です。
ケンカの理由がしょうもないのでとっくの昔に仲直りしているかと思いますが、ご兄弟/ご姉妹とちょっとおいしいものでも食べていただければ幸い……という企画です。
「今でもオナラをすると、あの時のことを思い出します」
Aさん:ある日、自分が思っていたよりも臭いオナラをしてしまい、それをきっかけに妹との罵り合いが半年ほど続きました。妹から「屁こき虫」といわれるたびに、泣きそうになりながら「俺じゃないもん、猫のオナラだもん」と言っていた記憶があります。
―― なぜそのケンカが、そこまで長期化したんですか?
Aさん:「オナラをするのは生理現象なので仕方ないが、出てしまったら一言わびなさい」という家庭の教育方針だったのですが、そのとき出たオナラが想像以上に臭くて恥ずかしかったんです。そりゃ言い出せないよ。
自分が名乗り出ずにいるとだんだんと叱りつけがエスカレートしていって、母の怒り方が激しくビビってしまい……。ごまかそうとした結果、事態がさらに悪化して引くに引けずという感じでしたね。
最終的に無実の妹まで親に怒られ、一緒に廊下で正座させられました。
―― オナラ一発からそんな大事に。
Aさん:今でもオナラをすると、あの時のことを思い出します。
―― ちなみに、ケンカ後の経緯は?
Aさん:前述の通り、「(オナラをしたのは)俺じゃないもん、猫のオナラだもん」という言い訳をしていましたが、途中からは開き直って「出たもんはしゃーない」と言うように。そのたびに家族から「出すのはいいけどすぐに謝れ」と追い打ちを食らっていました。
その後、妹とは仲直りできましたが、何か契機があったわけではなく自然とだったと思います。
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