リクルート住まいカンパニーは6月26日、「東京メトロ東西線23駅の家賃相場が安い駅ランキング」を公開しました。通勤に人気の東西線沿線。千葉県を中心に「安くて住みやすい街」が多いようです。
東西線は都心のビジネス街と千葉県のベッドタウンを結ぶ、通勤・通学に便利な路線。東京の地下鉄全13路線のうち、副都心線以外の12路線と接続し、1日の平均輸送人数は東京メトロで最多(2018年度時点)の路線でもあり、その混雑具合がSNSなどで話題になることもあります。
ランキングは、住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」に掲載されている物件データを元に調べたもので、調査の対象となったのは、各駅の徒歩15分以内、10平米以上〜40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件です。
ランキング1位にランクインしたのは南行徳駅。千葉県市川市にある、各駅停車の列車のみが停車する駅です。家賃相場は6万3000円です。SUUMOによると「駅の高架下には『南行徳メトログルメ・ショッピングセンター』、付近にも飲食店やスーパーなどがそろい、少し行くと住宅街が広がる」駅とのことで、列車の利便性を多少我慢すればいい物件が見つかりそうです。
家賃は一般的に都心部から離れるほど安くなるため、千葉県の駅はランキング上位に集中しています。そんな千葉県の駅の中で家賃相場が1番高いのは浦安駅(8位、7万1000円)。快速と通勤快速も停車する便利さが人気のポイントのようです。逆に、東京都の中で最も家賃相場が安いのは東京都江戸川区の葛西駅(5位、6万8000円)となっています。
全23駅の中で最も家賃が高かったのは12万6500円の東京都千代田区にある竹橋駅。竹橋駅を含め、20位から23位までのワースト4位は全て千代田区にある駅となっています。千代田区は、昼間は人があふれるビジネス街ですが、住宅用の物件が少なく住んでいる人の数は多くありません。
利便性の高さから人気の東西線沿線の物件。おしゃれな大人の街・神楽坂や、サブカル好きの聖地・中野など、駅ごとに様々な個性のある路線で、お気に入りの街を見つけてみるのも楽しそうです。
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