「職人が茹でたタコ」と「自分で茹でたタコ」を食べ比べできるセットという、一見ナゾのクラウドファンディングが開始初日に達成する人気を集めています。あえてユーザーにタコを茹でてもらう理由とは……?
企画したのは、100年の歴史を持つ明石だこ専門の水産加工業社「金楠(かねくす)水産」4代目の樟(くす)さん。タコで人を幸せにするため、タコのおいしさを広める活動をしています。
樟さんいわく、茹でダコが最もおいしい瞬間は“茹でたて”であり、茹でたてのタコの食感は「ぷりぷり」ではなく「サクップリッッッ...!」。通常はどうしても茹でてから配送までの間にタイムラグがあるためその再現が難しい……。そこで「皆さんの手に百年の伝統技術を渡す」ことにしたのが今回のクラウドファンディングです。
支援者に届くのは、下ごしらえが全部済んでいる“生のまま”のタコの真空パック。そして同封されるマル秘な「茹で方を詳細に記した説明書」を参考に、用意したお湯と氷水を使って真空パックままタコを加熱。すると「外に旨味が逃げず、旨味が閉じ込められたまま」のおいしい“茹でたて”の茹でダコができあがりです。
Makuake限定で、2019年に目標金額の4倍の支援を集めたクラウドファンディングで届けられた「究極の茹でダコ」もセットに。こちらがつまり職人が茹でたタコになります。
先ほど自分で茹でたタコと食べ比べすることで、茹でたての重要性がわかり、同時に“百年の味”を超えちゃうかも(?)しれないセットとなっています。
食べ比べができる「明石だこご満足ハーフセット」は、現在6500円からのコースでリターンとしてもらえます。また前回のクラウドファンディングでも好評を得たという「明石だこのためのディップソース」が付属するセットも用意されています。リターンはそれぞれ数量限定で、プロジェクトへの参加は7月15日まで受け付けます。
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これで猛暑を乗り切りたい。