おめめがジト目 マッチョなクロカン「新型ディフェンダー 110」がちょっとかわいい(1/2 ページ)
「ビシッと箱型」からかなり大きくチェンジ。でもお顔が……何だかかわいいです。
ジャガー・ランドローバー・ジャパンがこのほど、新型ディフェンダーの5ドアモデル「ディフェンダー 110」を日本で初披露。2020年7月から東京・大阪・名古屋の販売店で実車を展示します。価格は499万円(税込、以下同)からです。
ディフェンダーは、高級SUV(スポーツタイプ多目的車)の「レンジローバー」と並ぶ、ランドローバーの代表車種。ランドローバーの原点ともいえる高い走破性を持つ本格クロスカントリー車で、軍用車両や世界各国の警察・消防などでも多数の採用実績があります。衝突安全基準や排ガス規制への対応が難しくなったことを理由に、2016年に生産を一時終了し、その後2018年にランドローバー70周年記念の限定車「ディフェンダー ワークスV8」が発売された以外は影を潜めていました。
こうして4年ぶりに、待望の復活を果たしたのが今回の新型モデルです(関連記事)。デザインを現代風にリファンインし、シャシーもラダーフレームからモノコック構造に変わりましたが「ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造」をうたい、耐久性と高い走破能力を兼ね備えた四駆だとアピールします。
今回日本で初公開となったのはラインアップにある3ドアモデル/5ドアモデルのうち、5ドアモデルの「ディフェンダー 110」です。ディフェンダー90/110というモデル名は以前から使われていました。ホイールベースの長さ(3ドア車は90インチ、5ドア車は110インチ)に由来します。
カタマリをズバンズバンと切り落としたかのような四角い形状だった旧型と比べると丸みのある現代風なデザインになりましたが、モリモリっと筋肉質。そんな力強さを感じるデザインを魅力の1つに据えます。
走行性能は変わらず本格派です。エンジンは300馬力を発生する2リッター直列4気筒、駆動方式はもちろんフルタイム四輪駆動。路面状況に応じてサスペンション、トランスミッション、トラクションなどを自動的に電子制御する「テレイン・レスポンス2」により、街中でも悪路でも思い通りの高い走破性を発揮し、砂漠も何のその、水深90センチの川もザブザブと渡れてしまうほどとうたいます。
タッチパネルで操作できる新型インフォテインメントシステム「Pivi Pro」、レーンキープアシストやクルーズコントロールなどの現代の快適走行/運転支援システムも完備。170種類もの豊富なカスタマイズメニューも用意します。
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