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2020年夏も夜行列車に乗れる! 東武の「尾瀬夜行」運行決定、8月1日から(1/2 ページ)

23時55分発車で、到着は「深夜3時」! 今年は2席を1人で使うスタイルです。

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 東武鉄道が2020年8月1日から、臨時夜行列車「尾瀬夜行23:55」を運行すると発表。10月10日までの金曜、土曜に運行します。

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「尾瀬夜行」に使用する東武500系「リバティ」(画像:呼んでる渋沢)

 尾瀬夜行は、尾瀬のハイキング客に向けて毎年5月末から10月中旬にかけて運行する恒例の夜行臨時列車。感染症の流行に伴い開始が遅くなりましたが、2020年も運行実施が決定しました。浅草駅を23時55分に出発し、会津高原尾瀬口駅に3時18分に到着します。

 終点の会津高原尾瀬口駅から、尾瀬の入り口である沼山峠へ向かうバスとも連絡します。沼山峠には6時10分ごろに到着し、早朝から尾瀬を満喫できます。連絡バスは途中の桧枝岐村内(駒ケ岳登山口など)、尾瀬御池でも降車できます。

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尾瀬の大江湿原と燧ヶ岳(ひうちがたけ)(東武鉄道プレスリリースより

座席は1人で2席使用 ソーシャルディスタンスに配慮した配置に

 尾瀬夜行は、2018年に運行を開始した東武の特急車両「リバティ」を使います。

 今回はソーシャルディスタンスの確保を目的に、1運行あたり151人の定員を半分の75人とし「2つの座席を1人で使う」スタイルとなります。広くゆったりと列車を楽しめそうです。

 ツアー申し込みは東武トップツアーズのWebサイト(「東武の尾瀬」よりプランを選択)か各支店にて。代金(往路の尾瀬夜行、復路の特急料金込み)は浅草発着で大人1万1400円、小人5800円です。

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「リバティ」の座席と外観(東武鉄道プレスリリースより

 例年、夏休みシーズンにはいくつか臨時夜行列車が設定されます。ただ2020年の夏は、青春18きっぷ利用者に人気の「ムーンライトながら」を含めてJRでの運行予定は発表がなく、運行見送りとなる意向です(2020年7月1日時点)。その中で無事運行が決定した尾瀬夜行に、ネットでも「こんなご時世だからやらないかと思った」「この状況だから若干心配してた」と安堵する声が寄せられました。

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2020年夏は運行しないJRの夜行快速「ムーンライトながら」(画像:呼んでる渋沢)

 感染症予防対策はしっかりと行いつつ、2020年の夏もリフレッシュするように楽しく旅したいですね。

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