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ゴーカ「畳敷き」車両も! 10月15日デビュー決定、新しい“走る九州”観光列車「36ぷらす3」が楽しそう(1/3 ページ)

旅行計画に組み入れやすい「グリーン席プラン」に注目です。ザ・秘境駅「宗太郎駅」にも停まっちゃいます。

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 JR九州が新しい観光列車「36ぷらす3」の運行開始日を発表。2020年10月15日にデビューします。

JR九州 36ぷらす3 観光列車 九州 787
真っ黒の車体を採用する「36ぷらす3」(特設サイトより

 36ぷらす3(関連記事)は、かつて特急「つばめ」で活躍した787系電車を改造した専用車両を充当して仕立てた観光列車です。九州をぐるりと一周しつつ、秘境駅と評されるようなローカル駅にもあえて停車(関連記事)する、これまでの観光列車とはちょっと違う楽しみを提案する運行形態で、何か楽しそうだぞと期待を集めています。

 今回、2020年秋予定とされていた運行開始日がいよいよ決定。運行日や乗車方法、車内の様子も明らかになりました。

沿線、各地域それぞれの名産品が旨そう 九州を1周する運行形態ならではの「食事付きプラン」

 まずは旅行において大きな楽しみ要素となる「現地の食事」。36ぷらす3も、九州を1周するならではの運行形態を生かした「食事付きプラン」を用意します。

 食事付きプランは、運行する沿線にあるそれぞれのお店が監修した、地域の名産品を使った食事が付きます。日中はランチプラン、夕方に長崎発を発車する博多行きではディナー付きのセットプランを用意します。2020年8月頃から食事プラン付きツアーの予約を開始する予定としています。

JR九州 36ぷらす3 観光列車 九州 787
ランチプランの一例(JR九州プレスリリースより
JR九州 36ぷらす3 観光列車 九州 787
食事付きプラン料金表(JR九州プレスリリースより

旅行に組み込みやすい「グリーン席プラン」に注目

 快適旅や自由度の高い旅を楽しみたい人に向けた「グリーン席プラン」も用意します。

 グリーン席プランは「きっぷ」として、36ぷらす3の特設サイトのほか、JR九州インターネット予約、全国のみどりの窓口(博多駅から鹿児島中央駅間、熊本駅から鹿児島中央駅間のプランを除く)などで販売します。

 JR九州に確認したところ、グリーン席プランは「特急列車と同じ扱い」になります。つまり、36ぷらす3の特急券とグリーン券、別に用意した乗車券を組み合わせて利用できます。例えば、小倉駅から長崎駅までの乗車券を持っていて、博多〜長崎間だけ特急券と36ぷらす3のグリーン料金券を買って「36ぷらす3のグリーン席に乗る」といったことが可能。好みに応じて自由度の高い行程も組みやすそうです。

 グリーン席プランは乗車日の1カ月前10時からの販売です。

JR九州 36ぷらす3 観光列車 九州 787
36ぷらす3の運行ルート。用意する「グリーン席プラン」を組み合わせて、ある区間だけ36ぷらす3のグリーン席に乗るといったことも可能(JR九州プレスリリースより

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