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ハンドメイドからコスプレ衣装まで 焼くとフェイクレザーになる魔法の粘土「フィモレザー」に夢が広がる!(1/2 ページ)

作例写真いっぱいでお届けします。

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 革を使ったアイテムを制作したいけれど、レザーの加工はハードルが高い……。ハンドメイドやコスプレ衣装制作で出てくるそんな悩みは、ステッドラー社の「フィモレザー」(各450円、税別)が解決してくれるかもしれません。


ステッドラーFIMOレザー フィモレザーって何?


ステッドラーFIMOレザー 粘土なのに、革になる!?

 フィモレザーとは、2019年10月に発売された「フェイクレザーが作れる粘土」です。フィモレザーは一見普通の粘土に見えますが、好きな形に成形し、130度に加熱したオーブンで30分間焼くと、レザーそっくりの質感に変身するのです。

 できたフェイクレザーは、革のような柔軟さを保ちつつも加工しやすいのが特徴です。家庭用ミシンや手縫いで縫製したり、穴あけパンチで穴をあけることもできます。本物の革を用いたハンドメイドでは、縫製のために目打ちや木槌を用いて穴あけ作業をする必要がありますが、フィモレザーは普通の布を縫う場合と同じように扱えます。これなら初心者でもめげずに作れそう……。

 カラーは12色展開ですが、混色できるため、好きな色を作ることができます。焼く前であればテクスチャー加工も可能だといいます。


ステッドラーFIMOレザー もちろんニスや接着剤も使えます


ステッドラーFIMOレザー ミシンで普通に縫えます


ステッドラーFIMOレザー はさみで切れます


ステッドラーFIMOレザー 穴も開けられます


ステッドラーFIMOレザー 加熱後はこんな感じ

 ステッドラー社によると、「革小物、アクセサリー、キャラクターの小物などをハンドメイドする方々に人気です」とのことで、雑貨作りからコスプレ小物制作、フィギュア撮影用のアイテム制作まで、幅広く利用されているようです。確かにこれは夢が広がる!

 公式サイトでは、フィモレザーを使ったハンドメイドレシピも紹介されています。ステッドラー社によれば、作りやすくおすすめなのは「タッセル」と「ミニバスケット」で、特に後者はおすすめだそうです。サイトのレシピページでは加工用の型紙も公開されているので、すぐに作れそうですね。


ステッドラーFIMOレザー タッセル


ステッドラーFIMOレザー 小物入れ

 フィモレザー取り扱い店舗は、公式サイトから確認可能です。家に籠ってハンドメイドざんまい……今年はそういう夏にしてもよさそうです!

 

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