西日本旅客鉄道(JR西日本)が、定額制の住まい利用サービスを展開する「ADDress」や「HafH」と連携し、「JR西日本×住まい」サブスクリプションサービスの実証実験を開始します。実施期間は2020年9月1日から11月30日まで。
リモートワークやテレワークを含む多様な働き方が新たな生活様式になりつつある中で、働く場所が固定されない→住む場所も固定しなくてよいという考え方が生まれています。
そんな層に向け、各地の家にWi-Fiや電気・ガス・水道費、家具家電類込みで、定額でどこにでも住める「住まい」のサブスクリプションサービスを展開するのがADDress、HafHです。
「JR西日本×住まいのサブスク」は、住まいに加えて「移動手段」もひとまとめにできる仕組みを提案するもの。各社のサービス利用者に対し、JR西日本が「会員専用の新幹線+在来線お得きっぷ」を用意し、月額単位で利用できるようにします。
今回の実証実験では、ADDressで入居できる岡山県、広島県のゲストハウスや古民家に移動するための2プランを設定。新大阪〜岡山・児島・倉敷間の新幹線+在来線の片道きっぷ4回分(2往復分)を月1万2000円とする大阪市内発岡山2往復プランなどを用意します。新幹線は「ひかり」「こだま」の指定席が使えます。
実証実験の利用対象人数はADDress会員の90人(応募多数の場合は抽選)。募集期間は2020年7月6日から2020年10月10日まで。
同じくHafH利用者にも、広島県、和歌山県までの「広島エリア2往復プラン(大阪市内発/博多・小倉発)」「白浜2往復プラン」の3種類を用意します。
(カナブンさん)
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